クラウドクレジットの運用状況マップ(2016年11月末時点)を確認。

私も投資している【クラウドクレジット】

クラウドクレジットに投資しました。(2016年12月①)
2016年12月前半、初めてクラウドクレジットに投資を行いました。 投資内容を公開します。

公式サイトでは、これまでに運用してきたファンドや現在運用中のファンドの運用状況マップが公開されています。

【クラウドクレジット】では海外への投資を行うためカントリーリスクもありますし、これまでの運用状況を確認して今後の投資方針に活かすことは重要ですよね。

今回、公開されている運用状況マップを元にざっくりまとめてみました。

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運用状況マップ(2016年11月末時点)

参照元 クラウドクレジット:運用状況マップ公開のお知らせ(2016年11月末現在)

ファンド名 運用済みの
ファンド号数
状況
 ペルー小口債務者支援プロジェクト(円建て) 1号~26号 全て期日通りに返済中。
(返済期日未到来のものは有り)
 ペルー小口債務者支援プロジェクト(ソル建て) 1号 期日通りに返済中。
 欧州3か国個人向けローン・ファンド(ハイイールド型) 1号~9号 全て期日通りに返済中。
 欧州3か国個人向けローン・ファンド(バランス型) 1号~6号 全て期日通りに返済中。
 欧州3か国個人向けローン・ファンド(リスク低減型) 1号~5号・7号

※6号は不成立で運用開始せず。

全て期日通りに返済中。
【為替ヘッジあり】欧州3か国個人向けローン・ファンド(ハイイールド型) 2号~8号

※1号は不成立で運用開始せず。

全て期日通りに返済中。
(返済期日未到来のものは有り)
【為替ヘッジあり】欧州3か国個人向けローン・ファンド(バランス型) 2号~6号

※1号は不成立で運用開始せず。

全て期日通りに返済中。
(返済期日未到来のものは有り)
【為替ヘッジあり】欧州3か国個人向けローン・ファンド(リスク低減型) なし

※1号が不成立で運用開始せず。

 イタリア個人向けローン・ファンド 1号~2号 全て期日より遅れて返済中。

※運用開始当初の期待利回りを下回るとの想定(為替損益除く、2016年11月末時点)

 北欧個人向けローン・ファンド 1号~6号 全て期日より遅れて返済中。

※運用開始当初の期待利回りの8割程度になるとの想定(為替損益除く、2016年11月末時点)

【為替ヘッジあり】北欧個人向けローン・ファンド 1号~4号 全て期日通りに返済中。
(返済期日未到来のものは有り)※運用開始当初の期待利回りの8割程度になるとの想定(為替損益除く、2016年11月末時点)
 東欧金融事業者向けローン・ファンド 1号・3号

※2号は不成立で運用開始せず。

1号は期日通りに完済。
3号は返済期日未到来。
【為替ヘッジあり】東欧金融事業者向けローン・ファンド 1号~8号 1号~2号は期日通りに完済。
3号~8号は返済期日未到来。
 カメルーン中小事業者支援プロジェクト 1号~8号 1号は期日通りに完済。
2号~8号は返済期日未到来。
【為替ヘッジあり】カメルーン中小事業者支援プロジェクト 1号~8号 1号は期日より遅れて返済中。運用利回りの低下は見込まれていないが回収に一定の時間がかかるため運用期間延長。延長分の元利金は為替ヘッジ対象外。

2号~8号は返済期日未到来。

 バルト三国自動車リースファンド 1号~4号

※5号は不成立で運用開始せず

全て期日より早期に返済中。
 マイクロローン事業者ファンド 1号~3号 全て返済期日未到来。
【ルーブル建て】マイクロローン事業者ファンド 1号 返済期日未到来。
 ジョージアマイクロローン事業者ファンド 1号~5号 全て返済期日未到来。
 リトアニア個人向けローン・ファンド 1号~3号 全て返済期日未到来。

運用状況マップを見る限り、予定通りに返済されているファンドが多いです。

但し

・ イタリア個人向けローン・ファンド
・ 北欧個人向けローン・ファンド

については返済が遅れがちで期待利回りの低下が想定される(2016年11月末時点で)とのことですので、注意が必要そうです。特にこれは為替損益を含まない時点での利回り低下ですので、為替ヘッジなしの案件だとさらに利回りが低下する可能性もあると思われます。

(ちなみにファンド運用開始当初の期待利回りは、イタリア個人向けローン・ファンドが5.3%、北欧個人向けローン・ファンドが12%前後(為替ヘッジありは10%前後)でした。)

また、

・【為替ヘッジあり】カメルーン中小企業支援ファンド1号

運用期間延長となってはおりますが、下記公式情報を見る限りはファンドの運用自体はそれほど心配しなくても良いのかなと個人的には思っています。

参照元 クラウドクレジット:【為替ヘッジあり】カメルーン中小企業支援プロジェクト1号の運用レポートおよび延滞に関するQ&A公開のお知らせ

【延滞の原因】

この度当該ファンドで起きました延滞は、Ovamba Cameroon Solutions Sarl(以下「オバンバ社」)が審査を行いトレードファイナンスした中小企業の信用状況が当該企業の事業の状況に起因して悪化したものではなく、当該企業が取引の資金決済に際して用いていたクレジットユニオン(日本における信用組合のような組織)の資金繰り悪化を原因として預金の引き出しが停止されたために、期日通りの返済が難しくなってしまったものです。

【現地での対応】

またこれを受けて、オバンバ社は既に2016年11月に当該企業とのトレードファイナンス取引(現物の売買契約)の対象として購入した動産(ベーキングパウダー・砂糖などの在庫物品)および不動産の処分手続きに入っており、2017年1月中に換金することを目指しています。

私自身も「カメルーン中小企業支援ファンド」に投資を行っておりますが、他号には今の所延滞の影響は無いようなです。
とはいえ勿論、今後の動向は気にしておきたいと思います。

あとは、この運用状況マップを見る限りでは為替損益の影響を含め実際のリターンと期待リターンとの差異がよく分かりませんね。これらについてもデータが開示されると参考になるのですが…。
そういう意味では、「ペルー小口債務者支援プロジェクト(円建て)」は最新29号の商品紹介において

参照元 クラウドクレジット:ペルー小口債務者支援プロジェクト29号【小口分散】

【分配金実績】
もっとも分配実績のあるファンドで現在までに期待利回りを下回ることなくお客様へ分配させていただいております!

と明記されており、2年以上運用されてきたのを考えると過去の実績はありそうです。実際、募集状況を見る限り【クラウドクレジット】の中でも一番人気のファンドだと感じます。

感想

とりあえず私は「イタリア個人向けローン・ファンド」と「北欧個人向けローン・ファンド」はしばらく様子見にして、他のファンドへの投資を行いたいと思います。やはり過去の実績があるファンドの方が安心しますもんね。
今後も引き続き、運用状況マップはチェックしていきます!

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